新元号対応に関する技術情報
 
日頃より弊社製品をご愛用頂きまして、誠にありがとうございます。
弊社製品「らくだ9」・「かるがるできる9」・「青色申告2019」の各シリーズにおける、新元号への対応に関連した技術情報についてお知らせいたします。
 
この情報は、本ページ作成時点のものであり、今後内容が変更される場合がありますので、予めご了承ください。
 
 Windows OS
弊社製品の新元号への対応には、まず製品をご利用いただいているWindows OSを新元号へ対応させる必要があります。
 
マイクロソフト社はWindows 10/8.1/7で新元号へ対応するための「更新プログラム」を提供することを表明しています。提供された「更新プログラム」を適用することで、弊社製品での対応が可能となります。
 
なお「更新プログラム」は、「Windows の毎月の累積的な更新プログラムの一部として提供する予定」としており、「スタンドアロン パッケージとしてリリースする予定はありません」と説明されています。そのため、「更新プログラム」を適用するには、お使いのコンピュータがインターネットに接続されており、Windows Updateが実行可能な状態である必要があります。(Windows Updateが利用できない場合には適用できません)
 
すでに現時点で、いくつかの「更新プログラム」が提供されていますが、今後もさらに「更新プログラム」が提供される見込みです。詳しくは以下のページをご覧ください。
 
新元号への対応に関するマイクロソフト社の情報
・新元号対応へのマイクロソフトの取り組み
・2019年5月の新元号への変更に関する更新
 
 Access Runtime
弊社製品は、Microsoft Access 2013 Runtimeを使用しています。Accessを新元号に対応させるための「更新プログラム」が、マイクロソフト社より提供される予定です。提供された「更新プログラム」を適用することで、弊社製品での対応が可能となります。
 
Accessの「更新プログラム」は、Windows Updateの拡張機能(Microsoft Update)を通して入手するのが最も簡便です。そのため、提供に先立って拡張機能を有効にしておくことをお薦めします。
 
なお、拡張機能(Microsoft Update)を有効にしますと、Access 2013 Runtimeだけでなく、お使いのコンピュータにインストールされているMicrosoft Office等、各種マイクロソフト製品の「更新プログラム」も自動的に適用されます。これにより、お使いのマイクロソフト製品の動作に影響が生じる場合があります。影響が生じた場合の対処方法につきましては、マイクロソフト社へお問い合わせください。
 
Microsoft Updateを有効にするには?
弊社製品「らくだ9」・「かるがるできる9」・「青色申告2019」の各シリーズを、Access 2013以外のバージョンのAccessで動作させている場合、新元号への対応に関しては、弊社の正規サポートの対象外とさせていただきます。
 
 弊社製品プログラム
新元号名の発表後、Windows OSおよびAccess Runtimeの「更新プログラム」が提供されたのち、弊社製品の「更新プログラム」を提供させていただく予定です。
 
弊社製品の「更新プログラム」は、弊社ウェブサイトの「サポート」ページ内にある「製品アップデート」、または製品のメインメニューに表示される「更新マーク」より操作し、アップデートしていただけます。
 
現在使用中の製品を、最新のプログラムに更新(アップデート)するにはどうすれば良いですか?
 
●合字について
明治〜平成までの各元号には、合字が用意されていました。(香E氏E潤E~)これらは「シフトJISコードの文字」として定義されていましたので、弊社製品で使用できました。
 
しかし新元号の合字は「シフトJISコード」では用意されず、「Unicode」のみで用意されることとなりました。弊社製品の使用可能文字は「シフトJISコードの文字」のみとなっているため、新元号の合字は使用できません。ご了承ください。(合字を使用せず、通常の全角文字でご利用ください)
 
●非対応製品について
新元号へ非対応の弊社製品(発売終了製品 「らくだ8.5」・「かるがるできる6.5」の各シリーズ、およびそれ以前のバージョン)をご利用の場合でも、Windows OSおよびAccess Runtimeの「更新プログラム」が適用されることにより、一部の操作画面等で新元号を扱えるようになる可能性があります。
 
しかしながら、非対応製品での新元号の使用につきましては、弊社の正規サポートの対象外とさせていただきます。非対応製品では、2019年5月1日以降の和暦の日付処理に関して、動作を保証することができませんので、ご了承ください。
 
2019.2.26
2019.3.6更新