Q:質問 |
「かるがるできる販売22」「販売らくだ22」(Rev.6.50以降)では何が変わりましたか? |
A:回答 |
「かるがるできる販売22」「販売らくだ22」(Rev.6.50以降)では主に以下の機能追加・仕様変更を行っています。 |
■インボイス制度に関する機能強化点 |
●登録番号表記機能を追加 |
伝票の自社情報に「登録番号」を表記するため、[設定]−[自社設定]に「登録番号」欄が追加されました。 |
「登録番号」欄に登録番号(T+13桁の登録番号)を入力すると、すべての伝票の自社情報エリアに登録番号が表示されます。 |
※用紙型番によって印字位置が多少異なります。 |
例1:【単票】A4納品書(A) |
例2:【三面】BH-1001 |
●税率別合計の内税の仕様変更 |
伝票編集画面にて、内税の「税率別合計」を表記した場合、これまでは税込合計のみが表示されましたが、内税金額も表示されるようになりました。 |
●内税・外税混在時の端数処理に関する機能を追加 |
[設定]−[伝票設定(動作)]に、「伝票に内税・外税の商品が混在している場合の端数処理」欄が追加されました。 |
内税・外税が混在する伝票での消費税の算出方法を、以下の3つから選択することができます。 |
※端数処理は、各伝票の[端数処理-消費税]欄の設定に準拠します。 |
例えば、10%内税総額が1,234円、10%外税総額が1,000円だった場合、各設定は以下のような計算となります。 |
【内税化して端数処理】 |
外税金額を内税金額に変換し、その内税総額から消費税を求めた後に端数処理します。 |
(1,234+1,000×1.1)×10/110=212.1818182 |
↓ |
[端数処理-消費税]の設定に従って端数処理 |
【外税化して端数処理】 |
内税金額を外税金額に変換し、その外税総額から消費税を求めた後に端数処理します。 |
(1,234×100/110+1,000)×10/100=212.1818182 |
↓ |
[端数処理-消費税]の設定に従って端数処理 |
【内税・外税別に端数処理】 |
内税総額と外税総額のそれぞれから求めた消費税を端数処理し消費税を求めます。 |
内税総額の消費税 1,234×10/110=112.1818182 |
外税総額の消費税 1,000×10/100=100 |
↓ |
それぞれを[端数処理-消費税]の設定に従って端数処理した後に加算 |
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■その他の機能強化点 |
●伝票の転記時に任意の日付を設定する機能を追加 |
伝票転記の際に、転記先の発行日付に、任意の日付を設定する機能が追加されました。 |
●PDFの一括出力機能を追加 |
各伝票一覧画面から[印刷]ボタンをクリックした際に表示される「印刷」画面に、[PDF出力]ボタンが追加されました。これにより、複数の伝票を一括でPDF出力することができます。 |
・「[連続印刷]「選択」にチェックがついている行の伝票を印刷する」を選択してから[PDF出力]ボタンをクリックすると、伝票一覧画面で「選択」欄にチェックがついている伝票が一括でPDF出力されます。 |
・「[連続印刷]発行日などの条件で伝票を絞り込む」を選択した場合は、[次へ]ボタンをクリックして表示される「伝票選択」画面に[PDF出力]ボタンがあります。 |
出力先が「(デスクトップ)」の場合は、デスクトップ上に「販売らくだPDFファイル」フォルダーが作成されます。 |
※PDFのファイル名は「設定」画面→「伝票設定(書式)」→「ファイル名の命名規則」に従って自動的に付けられます。 |
※PDF出力中に[Shift]キーを押し続けると、出力作業を中断できます。 |
●予測候補リスト(商品選択)の絞込機能を強化 |
伝票編集画面左側に表示される予測候補リストにおいて、商品の選択時に、「同一売上先の履歴に限定」チェックボックスが追加されました。 |
チェックを付けると、商品候補が、編集中の伝票の宛先に設定されている得意先で以前に使用したことがある商品だけに絞り込まれます。 |
●伝票挿入機能を強化(「らくだ」のみ) |
「伝票挿入」機能に関連して、以下の機能が追加されました。 |
・[現在編集中の伝票]ボタン |
現在編集中の伝票から、複数の行を一括で取り込んだり、特定のページ・エリアを取り込むことができます。 |
・各種検索機能 |
各伝票一覧画面の左上に「発行日」検索機能が追加されました。 |
さらに、伝票の明細画面にも、品番・品名・備考による商品検索、ページ検索機能が追加されました。 |
・伝票一覧と伝票明細の画面の比率を変更する機能 |
各伝票一覧画面の右上に追加されたボタンから、上部の伝票一覧と下部の伝票明細の、画面の比率を変更できるようになりました。 |
・伝票挿入時の一覧の既定値を設定する機能 |
[設定]−[伝票設定(動作)]−「伝票挿入」に「挿入元の伝票種類の既定値」欄が追加されました。これにより、「伝票挿入」画面を表示した際に表示される伝票種類の既定値を以下の3つから設定できます。 |
・前回選択した伝票種類 |
・挿入先の伝票種類 |
・現在編集中の伝票 |
●集計表「得意先元帳」に総合計を表示する機能を追加(「らくだ」のみ) |
「得意先元帳」画面の左側「表示」内に、「総合計を表示する」チェックボックスが追加されました。 |
チェックを付けると、選択されている得意先の総合計が最終行に表示されます。 |
また、「税率別合計を表示する。」にチェックが付いている場合は、税率毎の総合計も表示されます。 |
※得意先の選択が1件のみの場合、総合計行は表示されません。 |