Q:質問
各支店への納品をまとめて本店宛の合計請求書にする場合、伝票ごとに支店名等を表記するには?
 A:回答
支店(支社・子会社)へ行った納品を、本店(本社・親会社)にまとめて請求したい場合には、「得意先台帳」で、支店の「売上先」の設定を本店にしておきます。得意先の登録方法については、以下の手順をご参照ください。
 
(1) メインメニュー[特別処理]タブ→[得意先台帳]アイコン→「得意先台帳」画面で、本店と各支店を登録します。
 
(2) 支店の[詳細]ボタンをクリックし、「得意先登録」画面を表示して、[補足情報]タブ→「売上先」の[▼]ボタンから本店を選択します。
 
(3) 「「(既定値)」以外の得意先が選択されました。〜」という確認メッセージが表示されますので、[OK]ボタンをクリックします。その後、「得意先登録」画面の[OK]ボタンをクリックします。
 
(4) すべての支店に対して(2)〜(3)の操作を行います。
 
(5) 上記の設定を行った上で、日常の納品書の作成時には、宛先に納品先の各支店を設定します。
 
これにより、本店への合計請求書作成時に、すべての支店の納品書を取り込むことができます。
各納品書がどの支店への納品書であったかを明確にするため、合計請求書の作成時に、各納品書の先頭行に部署名等を取り込むことができます。
 
(6 -1)「合計請求書発行ウィザード」を開始し、「請求先の選択」画面で、本店の得意先名を選択します。その後、「売上伝票の設定」画面まで、画面に従って進みます。
※支店の「売上先」を本店にした状態で対象の全納品書を作成している場合、支店を選択する必要はありません。
 
(6 -2)「売上伝票の設定」画面で、「各売上の先頭に合計金額行を挿入する」にチェックを付け、「任意項目名(得意先の売上先を変更して運用している場合に有効です)」を選択します。
 
(6 -3)「品番欄」または「品名欄」の「伝票宛名情報」にある[▼]ボタンをクリックし、「部署名」「会社名+部署名」等、取り込みたい支店情報を選択します。
 
(6 -4)必要に応じて「接頭文字」「接尾文字」を入力します。
※すべての納品書先頭行に共通して表記したい文言を入力します。特に必要が無ければ空欄にしておきます。
 
上記の手順により、作成された合計請求書には、下図のように支店情報が表記されます。

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