Q:質問
期の途中から課税事業者になった場合には、どんな操作が必要ですか?
 A:回答
期の途中から課税事業者になった場合、「設定」ー「自社設定」で「消費税処理を行う(課税事業者)」にチェックを入れますと、明細データ全体が課税対象になってしまいます。そのため「置換」機能を使用して、課税事業者になる前の期間の明細データを課税対象から外す作業が必要です。以下の手順をご参照ください。
 
例:2023年の明細データのうち、1月1日〜9月30日の「課税(10%)」(または「課税(8%軽)」)となっている税区分を「対象外」に一括で変更する。
 
(1) メインメニューの[設定]アイコンをクリックします。
 ※画像は「かるがるできる青色申告」です。
 
(2) [全般設定]項目をクリックし、[選択リストですべての帳簿・科目の内容を一覧表示できるようにする]にチェックを付け、[OK]ボタンをクリックします。
 
(3) メインメニューの[出納帳]アイコンをクリックし、任意の帳簿を開きます。
 
 
(4) 画面左下の[選択]ボタンを押し下げ、画面左上に表示される「帳簿選択」の中から「(すべての帳簿を表示)」を選択します。
 
 
(5) 画面上部の年月タブの中から[年度]タブをクリックします。
 
(6) 「条件検索」の日付欄で「2023/01/01」〜「2023/09/30」と入力し、[検索実行]ボタンを押します。
 
(7) 2023年9月30日以前の出納帳明細が表示されたことを確認します。
 
(8) 画面上部の[編集]メニューをクリックし、[置換]をクリックします。
 
(9) 「置換」画面が表示されますので、「置換対象」から[税区分を置換]を選択します。さらに、「置換内容」の中を[置換したい税区分:課税(10%)]、[置換後の税区分:対象外]とします。また、対象明細の[消費税]の金額を、税率に合わせて再計算したい場合は、[消費税額を再計算]にチェックを付けます。
 
(10) [実行]ボタンをクリックします。
 
(11) 確認メッセージが表示されますので、内容に間違いがないことを確認し、[はい]ボタンをクリックします。
 
(12) 再度確認メッセージが表示されますので、[はい]ボタンをクリックします。
 
(13) 「○件の明細を置換しました。」という確認メッセージが表示されますので、[OK]ボタンをクリックします。
 
(14) 置換後の各明細の[税区分]が「対象外」に変わっていることをご確認ください。
 
(15) 「かるがるできる青色申告2015」以降や「出納らくだ7」以降をお使いで、売掛帳や買掛帳にもデータをご入力頂いている場合は、[売掛帳]アイコンや[買掛帳]アイコンでも同じ作業を行ってください。
 

この資料は以下の製品について記述したものです。
出納らくだ23 出納らくだ24 かるがるできる出納23 かるがるできる出納24 かるがるできる青色申告23 かるがるできる青色申告24