令和6年度の住民税の設定方法について
 
日頃より、BSLの給料ソフトをご愛用いただきまして、誠にありがとうございます。
  
毎年6月は住民税の特別徴収額の変更時期となります。6月の給与明細を作成される前に、5月中旬頃に各市区町村から送付されている「市区町村民税・都道府県民税 特別徴収額通知書」をお手元にご準備の上、給料らくだ、および、かるがるできる給料の社員台帳で各社員の住民税徴収額の設定をお願いいたします。
 
なお、以下の操作方法はRev8.60以降の機能に基づいて解説しておりますので、Rev8.60未満の方は、メインメニューの右下に表示されている更新マークをクリックし最新版へのアップデートをお願いいたします。保守サービスの期間が過ぎており、Rev8.60以降にアップデートできない方は、保守サービスを更新していただくか、既存の機能を利用しつつ住民税の入力をお願いいたします。
 
 令和6年度の住民税の入力方法について
 
(1) メインメニューの[台帳管理]タブ内にある[社員台帳]アイコンをクリックします。
 
 
 
(2) 「社員基礎情報」画面が表示されますので、[所得税・住民税]タブをクリックします。
 
 
 
(3) 「住民税(6月のみ)」の欄に6月分の住民税を入力します。
 
 
 
なお、令和6年6月は定額減税に伴い、多くの方は徴収がなく0円になる見込みです。画面右下の[6月を0円に変更]ボタンをクリックすると、社員全員の「住民税(6月のみ)」欄を0円に一括変更します。その後、6月に住民税の徴収があるかたは6月分の住民税を入力します。または住民税非課税世帯など1年間を通じて住民税の徴収がない方などは0を空欄にするなど必要に応じて変更して下さい。
 
 
 
(4) 「住民税(7月のみ)」の欄に7月分の住民税を入力します。
 
 
 
(5) 「住民税(それ以降)」の欄に、8月分以降の住民税を入力します。
 
 
 
(6) 上記操作の後、通常通り給与明細書を作成し、変更した住民税が自動記入されることをご確認ください。
 
 
 住民税が0円となる調整端数月を変更する方法について
 
令和6年6月分(多くの方が住民税0円となる月)を6月ボタン以外の月に適用する場合、設定画面にて端数調整月を変更できます。[住民税(6月のみ)]欄に入力された金額を適用する月は、メインメニューの[設定]アイコン→「給与基礎(その他)」内にある[端数調整月]欄で設定します。
 
 
 
 令和6年6月分の住民税表記について
 
住民税属性の項目書式(小数点桁数)は通常「0を非表示(標準)」になっているため、住民税が0円の場合、住民税属性の項目は空欄になります。しかし、令和6年は定額減税制度に伴い、給与明細書等に所得税の減税額を記載するよう義務付けられ、住民税についても6月分の徴収がない場合は0円と記載する方針となりました。それで、住民税が0円の場合(空欄は含みません)、住民税属性の項目書式(小数点桁数)で「0を非表示」または「符号非表示」が選択されていても、項目書式(小数点桁数)は無視され、令和6年の端数調整月(通常は令和6年6月)に限り「0」と表示・印刷します。またメール送信の際も住民税欄には0が表示されます。
 
 
住民税属性の項目に「0」を表示する必要はなく、住民税属性の書式(小数点桁数)の設定どおりに表示・印刷したい場合は、メインメニューの[設定]アイコン→「給与基礎(その他)」内にある[定額減税関連処理として、令和6年6月の住民税が0円の時、「0」を表示する]欄のチェックをはずします。
 
 
 
 

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