Q:質問
「非控除対象配偶者」とは何ですか?
 A:回答
「非控除対象配偶者」とは、本人の所得合計が1,000万超18,05万以下(判定(D))で、配偶者控除と配偶者特別控除が受けられない配偶者のことを言います。
この場合でも、「配偶者定額減税」は対象となります。
 
そのため、源泉徴収票の「源泉・特別控除対象配偶者」には氏名等が記載されず、「年調減税額」には配偶者分の3万円が加算されている状態となります。
下の画像の例では、「年調減税額」には、4人(本人+配偶者+子2人)×3万円=12万円となっていますが、「源泉・特別控除対象配偶者」には氏名等が記載されていません。
 
源泉徴収票上ではこの3万円が誰の分なのかが分からないため、「(摘要)」に「非控除対象配偶者減税有」と記載することとなっています。
※国税庁配布「給与等の源泉徴収事務に係る令和6年分所得税の定額減税のしかた」P.14をご参照ください。
 
給与等の源泉徴収事務に係る令和6年分所得税の定額減税のしかた(国税庁)
 
本製品では、「給与所得者の基礎控除申告書兼配偶者控除等申告書兼年末調整に係る定額減税のための申告書」画面の「給与所得者の基礎控除申告書」の内容に基づいて、前述の条件と一致した場合、自動的に「(摘要)」欄に「非控除対象配偶者減税有」が表記される仕様となっています。

この資料は以下の製品について記述したものです。
給料らくだプロ25