Q:質問
60進法で時給・割増手当の計算結果が手計算と異なります。
 A:回答
「設定」画面の[給与基礎(一般)]項目にある「時間−入力・表示方法」を「60進法」にしている場合、分単位の値は、10進法に変換してから時間単価を乗じる(掛ける)仕様となっています。以下の例をご参照ください。
 
■例1:時給単価1,000円で、出勤時間が50:13だった場合
50時間についてはそのまま「50時間×1,000円=50,000円」となります。13分については、以下のように計算します。
(1)13÷60を計算し、結果「0.216666...」の小数点以下3桁目を切り上げ、「0.22」とします。
(2)0.22×1,000円を計算し、「220円」とします。
これにより、50,000円+220円の結果「50,220円」が時給合計となります。
※先に時給単価を60で割った場合(1,000円÷60×13分)と計算結果が異なります。
 
■例2:残業割増単価1,200円で、残業時間が4:11だった場合
4時間についてはそのまま「4時間×1,200円=4,800円」となります。11分については、以下のように計算します。
(1)11÷60を計算し、結果「0.183333...」の小数点以下3桁目を切り上げ、「0.19」とします。
(2)0.19×1,200円を計算し、「228円」とします。
これにより、4,800円+228円の結果「5,028円」が残業手当となります。
※先に残業割増単価を60で割った場合(1,200円÷60×11分)と計算結果が異なります。
 
60進法から10進法への変換結果については、以下の表をご参照ください。

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